電子渡航認証システムとは

アメリカのESTA 出発前の準備・手続き

訪問する国によって、「電子渡航認証システム」の申請が必要な場合があります。

アメリカ、カナダ、韓国、オーストラリアなど、電子渡航認証システムの申請が必要な国が増えつつあります。

また、2026年にはEU諸国において「ETIAS(事前渡航認証システム)」が順次導入される予定が発表されています。(決まり次第、このページでご案内します)

この申請を忘れていると、飛行機への搭乗が拒否されたり、入国が拒否される場合があります。

必要な国かどうか、事前に調べて、事前に手続きを済ませることを忘れないようにしましょう。

電子渡航認証システムとは?

電子渡航認証システムとは、旅行者が目的の国に入国する際、事前にオンラインで申請し、渡航の適格性を確認するためのシステムです。

アメリカ、カナダ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなど、今では多くの国々がこのシステムを採用しています。

ビザ(査証)とは違い、(ごく一部の場合を除き)入国者全員が取得する必要があります

有効なビザをすでに持っている場合は不要な場合もあります。

国によって申請する内容は異なりますが、基本的には、パスポート番号、氏名、生年月日、国籍といった個人情報ですが、国によっては、犯罪歴や伝染病の病歴、過去の渡航先、連絡先などを届け出る必要があります。

申請された情報をもとに、その人が安全な入国者であるかが判断されるのです。

これは、不法滞在、犯罪、テロといったリスクを未然に防ぎ、その国の安全性を強化することが目的になっています。

電子渡航認証システムの申請方法

電子渡航認証システムの申請は、公式サイトからのオンラインで申請が基本です。

有料なので、クレジットカードでの支払いが必要になります。

なお、認証取得(申請が通る)まで、数分から数時間、なかには数日かかる場合があります。また、出発の3日前までに取得など制限期間がある国もありますので、余裕を持って申請するようにしましょう。

申請を代行してくれる業者もありますので、手続き難しい、わからない、といった方は、日本語でサポートしてくれる申請代行業者の利用も考えましょう。

万が一、電子渡航認証が「拒否」された場合、大使館での通常のビザ申請が必要になりますので、くれぐれも日程に余裕をもって申請してください。

電子渡航認証が必要な国一覧

電子渡航認証が必要な主な国を紹介します。ただし、これがすべてではありません

アメリカ

名称ESTA
滞在可能日数90日以内(一般的な観光旅行、短期のビジネス)               
有効期間2年間  
費用40USドル
申請にかかる時間   最大3日
申請期限出発72時間前まで
公式サイトhttps://esta.cbp.dhs.gov
特記事項米国内での「乗り継ぎ(トランジット)」でも申請が必要です。
例えば、日本からブラジルへ向かう場合
〔アメリカ経由で向かう場合〕ESTA申請が必要です。
〔中東やヨーロッパ等経由で向かう場合〕ESTA申請は不要です。

カナダ

名称eTA
滞在可能日数      6カ月以内の滞在(一般的な観光旅行、ビジネス)
有効期間5年間、またはパスポート有効期限の前日まで
費用7カナダドル
申請にかかる時間    1時間から1日程度
申請期限渡航時まで
公式サイトhttps://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/apply-ja.html

韓国

名称K-ETA
滞在可能日数    90日以内の滞在(一般的な観光旅行、短期のビジネス)        
有効期間2年間  
費用10,000ウォン
申請にかかる時間30分~24時間
申請期限出発24時間前まで
公式サイトhttps://www.k-eta.go.kr

■特記事項■ 韓国は、2026年5月現在、 2026年12月31日まで日本人のK-ETA申請は免除されいるため、申請は不要です。

イギリス

名称ETA
滞在可能日数6ヶ月以内の滞在(一般的な観光旅行、短期のビジネス)      
有効期間2年間  
費用16ポンド
申請にかかる時間        3営業日以内
申請期限出発72時間前まで
公式サイトhttps://www.gov.uk/eta
注記ETAは、ウェールズを含むイギリス全土(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)への入国に適用されます。そのため、日本国籍の渡航者がウェールズ・北アイルランド・スコットランドを訪問する際も、ETAの取得が必要です

オーストラリア

名称ETAS
滞在可能日数3ヶ月以内の滞在(一般的な観光旅行、短期のビジネス)     
有効期間1年間  
費用20オーストラリアドル
申請にかかる時間   最大3日程度
申請期限出発72時間前まで
公式サイトhttps://www.eta.homeaffairs.gov.au

ニュージーランド

名称NzeTA
滞在可能日数     3ヶ月以内の滞在(一般的な観光旅行、短期のビジネス)
有効期間2年間  
費用〔アプリから申請の場合〕17ニュージーランドドル
〔ニュージーランド移民局公式サイトからの申請の場合〕23ニュージランドドル
申請にかかる時間    最大3日程度
申請期限出発72時間前まで
公式サイトhttps://nzeta.immigration.govt.nz
特記事項NzeTAのほかに、観光保護・観光税として100ニュージランドドルも必要です。

悪質サイトに注意

いずれもインターネットウェブサイトから申請ができますが、偽サイトがあるようです。クレジットカードでの支払いのほか、パスポート番号などの個人情報を入力する必要があるため、それぞれの国の公式サイトから申請するようにしましょう。

もちろん、偽サイトからは正式に申請されません。

旅の欠かせない準備のひとつとして、電子渡航認証システムを忘れずに。

 最新の情報は各国の公式サイトなどで必ずご確認ください。