両替

外国の紙幣 旅行中・現地にて
マル
マル

ヨーロッパ周遊の旅に行きます。
ユーロは日本で両替していくけど、「スイスフラン」とか「ドイツマルク」は現地で両替しようと思うけど、どうするのがおススメですか?
「SELL」とか「BUY」の表の見方もイマイチわかりません!

どこで両替がおススメか、両替店に掲示してある「SELL」とか「BUY」の表の見方など、伝授します!

海外旅行に行く場合、訪問する国で使える外貨に両替する必要があります。
ここでは、日本円から外貨への両替(外貨から日本円への再両替)方法などをお伝えします。

日本国内で両替する場合

どこで両替するの?

両替店
両替店

日本円を外貨に両替するには

*銀行
*空港などの両替所、両替専門店
*両替専門店での外貨宅配
*金券ショップ

などで両替できます。
お店によって、多少のレートの違い手数料の金額差取り扱い外貨の種類が異なります。
また、日本では取り扱っていない外貨もあります。

一般的に、日本国内で外貨に両替するのはレートが悪いといわれていますが、ここでは、日本国内で外貨に両替する時について説明します。ただし、訪問する国の外貨が日本で両替できない場合は、現地で両替しましょう。

たいていの国では、日本円からその国の外貨に両替できますが、できない場合(国)もあります。
その場合は、米ドルやユーロから両替できますので、あらかじめ、両替用の米ドルやユーロを持参することが必要になります。

「アメリカドル」「ユーロ」は、日本国内で両替
「それ以外の外貨」は、現地到着後に両替がおススメです

国にもよりますが、キャッシュレス化が進んでいる国では、現金(CASH)よりも、クレジットカードを多く利用する場合があります。

とはいえ、クレジットカードが使えないお店や施設もありますし、チップを払う場合は現金が必要になります。

日本円を外貨に両替

日本国内の銀行や両替所に掲示してある、レートを見ましょう。(下表はサンプルです)

その一覧表の中から、両替したい外貨の「日本円→外貨」を見ましょう。

例えば、アメリカドル(USD)の円→外貨は、「162.58」と表示されているので、「1ドル=162.58円」ということになります。
このレートでアメリカドルを100ドル両替する場合、

162.58(円)×100(ドル)=16,258(円)

となり、16,258円を窓口に出せば、アメリカドル100ドルに両替してもらえます。

同様に、日本円で1万円をアメリカドルに両替する場合、

10,000÷162.58=61.508・・・

となるので、10,000円を窓口に出せば、アメリカドル61ドル50セントに両替してもらえる計算になります。ただし、基本的に日本国内での外貨両替は、外貨の紙幣に限られているので、この例の場合、61ドルはドル紙幣に両替してもらえますが、50セント分(硬貨)は両替してもらえません。

そのため、162.58×61=9,917.38円なので、1万円札両替すると、アメリカドル61ドル、そして日本円のお釣り83円に替えてもらえます。   
なお、日本の銀行や両替所に掲示してある、レートの表には、ごく一部を除き、手数料が含まれた金額が表示されています

外貨を日本円に両替

使い切らなかった外貨は、日本円に両替してもらえます。
その時は、日本国内の銀行や両替所に掲示してある、レート一覧表の中から、日本円に両替したい外貨の「外貨→日本円」のところを見ましょう。
例えば、アメリカドルが18ドル余り、日本円に両替したい場合、アメリカドル(USD)の外貨→円が「153.33」 と表示されているので、「1ドル=153.33円」ということになります。

18(ドル)×153.33(円)=2,759.94(円)

となるため、日本円で、2,759円に両替してもらえます。
なお、余った外貨の硬貨は両替してもらえません(一部を除く)!

こちらも、ごく一部を除き、手数料が含まれた金額が表示されています。

海外で現地通貨に両替する場合

どこで両替するの?

両替店
両替店

一番手軽に両替できるのは、到着した空港にある銀行・両替所です。「空港での両替はレートが悪い」とか言われますが、空港からホテル等への移動の際の鉄道やバス、タクシーなどに乗るときに現地通貨が必要です。近年、空港によっては手数料無料の自動両替機のある国もあります。
街中では、両替所を利用しましょう。両替所の目印は「EXCHANGE」という文字と「$」や「€」「¥」の記号が書かれていて、店の前などに、その日のレートの一覧が掲げられています。
銀行でも両替が可能ですが、殆どが平日しか営業していないため、不便です。また、両替のために書類(伝票)に記載する必要もあるので、時間が掛かることが多いです。
また、一部のホテルでも両替してくれますが、レートがかなり悪いのでお勧めしません。

自動両替機や、街中の両替店以外では、パスポートの提示を求められることが多いです。

日本円を外貨に両替

まずは、店に掲示されているレートの表を見ましょう。下の表は、ロンドンの両替店でのレート表のサンプルです。

日本国内で外貨に両替する時は、両替してもらう(買う)外貨の種類の「BUY」の所を見ます。
海外で日本円をその国の通貨に両替するときは、「JAPAN」「JPY」と記された欄を見ます(たいてい国旗のイラストが記されていますので、日の丸を目印にしましょう)。
もちろん、海外で日本円以外(外貨)をその国の通貨に両替することも可能です。そのときは、その外貨の国名の「BUY」の欄を見ます。

例えば、
日本円 1万円 を ポンドに両替したい場合(¥→£) 
「JAPAN Yen」の「BUY」を見る 
上の表のように、213.700という表示なら、10,000÷213.700=46.79 になりますので、£72に両替してもらえます。

100ユーロ(€) を ポンドに両替したい場合(€→£)
「EURO」の「BUY」を見る
上の表のように、1.1566という表示なら、100÷1.1566=86.46 になりますので、£86.46に両替してもらえます。

 ただし、店によって、レートの表に手数料が含まれている場合と、手数料を別途加算される場合があります。

海外で現地通貨を日本円に両替する場合(外貨を日本円に)

余った外貨を帰国前に現地で日本円に両替してもらう場合があります。渡航先の空港や街中にある両替所などで両替することになります。その場合、「JAPAN」の「SELL」の欄を見ます。


例えば、
200ポンド を日本円に両替したい場合(£→¥)
「JAPAN Yen」の「SELL」を見る
上の表のように、199.57という表示なら、199.57(レート)×200(£)=39,914 になりますので、39,914円に両替してもらえる計算になりますが、基本的に紙幣のみ両替のためのため、39,000円に両替してもらえます。

 ただし、店によって、レートの表に手数料が含まれている場合と、手数料を別途加算される場合があります。

外貨への両替のし過ぎには注意しましょう。両替を何度も行うのは手間が掛かりますが、「これぐらいは必要」と思う額を両替しましょう。
近いうちに再訪する予定がある場合は、次回のために残しておいても大丈夫です。

まおこんの体験談
2019年の年末年始は、アメリカへ行く予定で、航空券もホテルも予約済みでした。
日本国内で(ちょっと多めに10万円ほど)アメリカドルに両替しました。
しかし、やむを得ない事情でアメリカ行きはキャンセルになってしまいました。
両替したアメリカドルを日本円に再両替しようかと思いましたが、「近いうちに行く」と決めたので、そのまま放置。ところが、新型コロナの流行が始まり、海外への渡航は一時断念。
そして、今になっても、その時のアメリカドルは使用せず。
ただ、ラッキーなことに、2019年に両替した時のレートは、1ドル110円前後でしたが、今では、1ドル160円以上(両替店のレート)!
今となっては、1ドルで50円程度円安になったので、とても得した気分です!

「BUY」と「SELL」の違い

両替店
両替店

BUY
・両替店が、通貨の表示した値段で「(両替店が)買う
・私たちが、自分が持っている通貨をお店に売り、現地通貨を「買う」
という意味です。

SELL
・両替店が、通貨の表示した値段で「(両替店が)売る
・私たちが、自分が持っている現地通貨を「売り」、外国の通貨(日本円)を買う
という意味です。

海外でお得なレートのお店の見つけ方

空港や街中には、両替所が複数並んでいる場所があります。両替店によって、微妙にレートが違います。少しでも得なレートのお店を見つける方法を紹介します。

例えば、

■アメリカでの日本円BUYレートが、
A両替店=162.35
B両替店=159.85 の場合
日本円10,000円をアメリカドルに両替すると

A両替店・・・・10,000(円)÷162.35=61.59($)
B両替店・・・・10,000(円)÷159.85=62.55($)

なので、B両替店(レートの数値の低いほうのお店)がお得です。

■ロンドンでの日本円SELLレートが、
C両替店=199.55
D両替店=202.38 がある場合
100ポンド(£)を日本円に両替すると


C両替店・・・・199.55×100(£)=19,955(円)
D両替店・・・・202.38×100(£)=20,238(円)

なので、D両替店(レートの数値の高いほうのお店)がお得です。
つまり「BUY」の価格が低く、「SELL」の価格が高いお店がお得です。
外国の通貨を両替店にて、
現地通貨に両替する「BUY」では数字の小さいお店を、
現地通貨で外国の通貨に両替する「SELL」では数字の大きいお店を選びましょう。

現地のATMで現金を引き出す

海外の銀行に対応したキャッシュカードや、クレジットカードのキャッシングで、海外の銀行ATMから現地通貨を引き出すことも可能です。

その時、下記の点に注意が必要です。

(1)レートがその場でわからない
(2)小額紙幣や硬貨の引き出しができない
(3)手数料が掛かる
(4)日本のように、ATMが建物の中ではなく、路上に設置されている場合が多い
(5)エラーになった場合の対処

(1)海外の銀行ATMで引き出す場合、必要な金額を入力します。例えば、100US$とか、2000バーツのように。そのため、先に記したように、レートの良し悪しの判断ができず、現地通貨が出てきます。

(2)日本のATMでは、1円単位のでの引き出しが可能ですが(コンビニATMなどを除く)、海外では紙幣での引き出しが殆どです。また、少額の紙幣(日本円で500円前後に相当する紙幣)の引き出しができない場合が殆どです。引き出した紙幣で高額商品を購入する場合は大丈夫ですが、タクシーに乗ったり、売店での少額の物品購入には不向きです。場合によっては、高額紙幣を小額紙幣に両替してもらう必要もあります。両替店や銀行で両替する場合は、硬貨や小額紙幣を含めて両替してもらえるので楽です。小額紙幣やコインはチップにも使えます。

(3)カード会社や銀行によって異なりますが、手数料が掛かります。両替店や銀行で両替した場合も手数料が掛かる場合もあります。

(4)日本の場合、一部を除きATMは建物内(郵便局、銀行、コンビニ、ショッピングセンターなど)にありますが、海外では、外にあるのが一般的です。路上の建物の壁に設置されていたりします。治安の悪い国では、ATMから引き出した直後の現金を狙うスリが多発していますので、注意が必要です。

(5)もし、ATMに挿入したカードが詰まってしまったり、エラーになって戻ってこなかったり、現金が出てこなくなる場合があります。日本の場合は、ATMの横にインターホンがあり、係員に連絡できますが、海外でインターホンは見かけません。インターホンがあり、繫がったとしても、現地のことばで話す必要があるため、ハードルは高いでしょう。

そのため、海外でのATM利用については上記のことを考慮して、うまく利用しましょう。

通貨コード

外国の通貨
外国の通貨

 両替店の店頭にあるレートの一覧表。
 国旗と国名が表示してあるので、わかりやすいですが、国名の代わりに、「HKD」「JPY」 「USD」など、アルファベット3文字で表示してある場合があります。
 これは、「通貨コード」と呼ばれるもので、国際規格のISO 4217で規定されています。
 ちなみに、「CAD」=カナダドル、「JPY」=日本円、「USD」=アメリカドルです。
 通貨コードの一覧は、こちらをご覧ください。