インドネシアのジャワ島中部、ジョグジャカルタの北西部、ケドゥ盆地に所在する大規模な仏教遺跡。
遺跡の総面積はおよそ1.5万平方メートル。
もともと高さは42mあったが、現在では破損してしまったため33.5mになっています。
世界最大級の仏教寺院であり、ボロブドゥール寺院遺跡群の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。
780年頃から建造が始まり、792年頃に完成したといわれています。
方形壇の回廊のレリーフは、歴史上の出来事が描かれています。
仏像は、第一回廊から第四回廊の壁龕(くぼみ)に432体納められているほか、3段の円形壇の上に築かれた釣鐘状のストゥーパ72基の内部も1体ずつ納められています。